今回は当社の超新星「さくら13(安福久×勝忠平×安平)」をご紹介したいと思います!
まず、さくら13を語る上で欠かせないのが当社の礎となった「さくら9(勝忠平×安平×隆桜)」の存在です。
さくら9との出会いは私が駆け出しだった頃(東日本大震災の直後)に廃用牛の市場で運命の出会いを果たしました。
確か30頭程の上場牛の中で一際大きくて若い牛が目に留まったのです!
当時の私は牛の見方が全く分からず(今でも分かりませんが(>_<))ただ直感で「この牛欲しい」と思いました。
すぐに農協の担当者に伝えた所、初産分娩後に種が止まらず約1年程の空胎日数と言うことが判明したのです・・・(だから廃用市場に上場)
しかし私は欲しいと思ってしまうと諦めなれないという「病気」の持ち主で一か八かの賭けに打って出ました!!(約30万で落札)
早速我が家に持ち帰り獣医さんにエコーで見てもらった所「特に異常は見られない」という診断でした。
そこで私は直ぐに採卵を決行したのです!!
結果は・・・何と正常卵で11個しかもほぼAランク!((((゜д゜;))))
この時私は宝くじが当たったような気持ちになった事を今でも鮮明に覚えています。
ここからがさくら9の快進撃がスタートの始まりだったのです。
その後、4回程連続で採卵をしましたが毎回10個以上の卵が取れ、その後分娩させて年6回の採卵というサイクルを8年間続けましたが、その間最高記録が正常卵数で32個や産肉成績の方もかなり優秀でリピーターの購買者様も着々と増えていきました。
そして「県指定牛」にも指定されたり、気が付けば産歴が100産を突破しており当社以外でもさくら9の子供達が活躍している話が聞こえてきてとてもうれしい気持ちになりました(*^_^*)
代表的な娘では「さくら12(安福久×勝忠平×安平)」がいまして、これがまた凄い産肉成績で共進会でチャンピョンになったり、熱狂的なファンの方も数人いました。(残念ながら2年前に天に召されました)
現在も各地域の農家さんのお宅で娘達が大活躍しており改めて「さくら9」物凄い牛なんだな~と実感しております。
残念ですがさくら9もさくら12と同じ日に天に召されましたが(お肉になりました)当社が今に至るまでの成長を支えて頂いたのは紛れもなく「さくら9」のお陰だと思っております。
そんな思い入れの強いさくら9の最後の娘、それが「さくら13」です!!
詳しいご紹介は次回詳しくしたいと思います。
エムエスファーム社長でした。
Comments