japanese beef
黒毛和牛部門
エムエスファームの黒毛和牛部門の特徴
少頭数から安定した和牛生産と徹底した管理のもと腹作りに念頭を置いた購買者に喜ばれる育成管理。
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少頭数からの安定的な生産
高血統、産肉成績などの高能力の優秀な繁殖牛から定期的に採卵と最先端のOPU-IVF技術を活用し、少頭数から安定的な生産を可能に。
受精卵移植はすべて自家生産卵を移植しております。
余剰卵は株式会社ノースブルへ買い取りして頂き、近隣農家への移植、地域の農家の所得向上に貢献させて頂いてます。
その他に凍結保存やガラス化保存で常に100個以上の受精卵をストックしているので今後も安定生産をする事が可能となっています。
採卵、受精卵移植はすべて株式会社ノースブルに依頼しています。
OPU供卵牛の管理は株式会社ノースブル直営牧場に依頼しており、徹底した管理の下毎月1回OPU-IVFをしています。
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最新鋭システムの導入
最新鋭のシステムを導入し採卵成績の向上と個体管理、データ管理を行っています。
現在採卵牛へはファームノートcolorを活用しており採卵受精の適期を見極め正常卵数の向上に繋がっており、個体管理や採卵成績のデータ管理をすべてスマホ上のソフトで管理しています。
その他にも数回の採卵を終えたドナー牛への人工受精や発情不明確の牛への発情発見のツールとしても大活躍しています。
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育成管理の徹底
3種類の乾草とスペイン産の乾燥デントコーンと配合をバランス良く組み合わせ、牛を過肥にさせない拘りの腹作りに念頭を置いた当社オリジナルの自家製TMRを給餌。
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哺乳期
分娩には立ち合い、直ぐに保温、へその緒の消毒を行い個別のハッチに移動して管理します。
初乳は出生子牛の状態を見極め、遅くとも7時間以内に初乳の給与を行います。
哺乳は強化哺育プログラムを用いて2ヶ月間で離乳します。
離乳後は約1ヶ月個別管理で濃厚飼料主体の給餌で早い段階で腹作りをする為の腹作りを行います。
しっかり固形飼料を食い込める事を確認後、約3ヶ月令で4頭~5頭の群飼いマスに移動し出荷まで同じ群編成で管理しています。
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育成前期
3ヶ月~約5ヶ月は濃厚飼料の割合が高いオリジナルTMR飼料でルーメンの強化とフレーム造り、そして将来食い込める腹作りの為にこの頃から徐々に粗飼料を増やしていきスムーズに育成期に移れるような管理をしています。
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育成期
5ヶ月~出荷月齢までを育成期と位置付け切断長や分解速度、嗜好性を考えて設計製造した当社オリジナルTMR飼料を食い込ませ、市場で購入して頂いた購買者がスムーズに肥育前期に持って行けるような過肥ではないしっかり腹作りが出来ている子牛を育成しております。
当社の子牛は実際購買して頂いた肥育農家の方々からは「食い込みが良い」スムーズに肥育に入れると喜んで頂いております。
そして成績の優秀な繁殖牛を厳選して子牛生産をしているので肥育成績の良い報告を数多く頂いております。
今後も実際に肥育農家の方が何を望んでいるのか、もう少しこうした方が良いと言うご指導を頂き「目で見て耳で聞き」より良い子牛を生産したいと思っています。